会長挨拶

第69回日耳鼻東北地方部会連合学術講演会
会長 室野重之
日耳鼻福島県地方部会 会長
福島県立医科大学耳鼻咽喉科学講座 教授

第69回日耳鼻東北地方部会連合学術講演会の開催にあたって

 新型コロナウイルス感染症が広がりを見せ始めてから1年余り経ちました。医療従事者へのワクチン接種が開始される一方、変異ウイルスの広がりも懸念されており、まだまだ先の見えない状況が続いています。昨年は多くの学会が延期となる中、第68回日耳鼻東北地方部会連合学術講演会は初のweb開催として注目されました。その後、ほとんどの学会がwebとのハイブリッド開催あるいはweb開催のみとなり、学会のあり方も変わってきました。

 今回担当します第69回日耳鼻東北地方部会連合学術講演会も、webを主として現地も併せての開催として準備を進めています。学術講演という意味ではwebを主としても目的を達するのかもしれませんが、年に1度の東北6県の交流の場という意味では残念であることは否めません。福島県立医科大学に着任してから山形、秋田、弘前、仙台、そして昨年の本学会への参加を通して、趣向を凝らした開催を模索しておりましたがweb開催の制約もあるため見直しとしました。現時点では概ね例年どおり、Research Forumと一般演題、特別企画として理事長招待講演、耳鼻咽喉科領域講習、専門医共通講習(2つ)を予定しています。また、補聴器相談医更新のための講習会も学術講演会に続けて開催の予定です。

 東日本大震災から10年の節目の年の東北地方部会連合学術講演会を、福島市で実施することの意義は大きいと思っております。来福いただいてとの願いはwebを主とするためしぼんでしまいますが、一人でも多くの先生がご参加くださいますようお願い申し上げます。